腎機能別薬剤投与量POCKETBOOK 第4版
薬剤検索WEB

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ご利用ガイド

ご登録前に必ずお読みください

【お知らせ】

*最新の第5版が2024年9月上旬に発行されます。これに伴い、第4版の検索WEBは、2024年11月末日をもちましてサービスを終了いたします。
*併せて、第4版の検索WEBに関するお問い合わせへの対応も終了となりますので、ご了承ください。

1.シリアルコードの管理
・書籍に同封されたシリアルコードは、WEB版をご利用になるご購入者さまからのお問い合わせ等(記載内容の照会を除く)に対応するために必要な情報となりますので、大切に保管してください。
・シリアルコードを紛失した場合、再発行はいたしません
・シリアルコードのみの販売はいたしません。

2.閲覧機器の利用制限
・閲覧にご利用いただけるパソコン・モバイル端末は、初回にシリアルコードを登録したパソコン1台とモバイル端末1台(各1ブラウザ)のみです。ログアウトはできませんので、複数のパソコンやモバイル端末間で1つのシリアルコードを使い回すことはできません
・特にパソコンでのご利用登録時にはご注意ください(初回登録したパソコンを1台とカウントします)。
・大画面のiPad(miniを除く)等のタブレットPCは、パソコンとして認識しますので、パソコンとの併用はできません。同様に,画面の小さいタブレットPC(iPad mini等)とスマートフォンの併用もできません。

3.WEB閲覧の仕組みとご利用上の注意事項
・本WEBは、シリアルコード入力後、端末にcookie情報を認識・保存させ、端末の台数制限・閲覧権限を付与しています(通常、ログイン後は、シリアルコード入力画面には戻りません)。
・ログイン後、「シリアルコード入力画面に戻ってしまった」→「シリアルコードを再入力」→「●●のログイン回数上限です」と表示された場合、端末内のcookieが無効・削除されてしまった可能性があります。
・Cookieが無効・削除されてしまう原因としては、多くの場合、以下の原因が考えられます。
①ブラウザの「プライベートモード」でログインした(次回以降のcookie情報は保存されません)。
②端末の「QRコード読み取りアプリ」を使用してログインした(この場合、cookieは保存されないケースがあるようです。端末のカメラで読み取っていただくと確実です)。
③ログイン後、「cookieをブロック」した(もともとブロック設定している場合は、ログインはできません)。
④ログイン後、検索履歴と共にcookieも削除した。
⑤利用ブラウザを閉じた後、他のアプリによってcookieを自動削除設定している。
・端末内でcookieが無効・削除されても、サバ―情報は自動的にリセットされませんので、「回数上限です」のアラートが出てきます。この場合、弊社にて認証をリセットする必要があります。

4.閲覧の不具合ならびに機種変更時の対応
・WEB版をご利用中に、①上記不具合が生じた場合、②利用機器を変更したい場合には、「お問い合わせ」ページより現在ご利用中の12桁のシリアルコードを記載のうえ、ご連絡ください。
・対応可能時間:平日の9:15~17:30

薬剤検索WEBの利用方法

■登録方法

・書籍に同封されたスクラッチカードに記載のある12桁のシリアルコードを入力し、送信ボタンを押してください。
・検索画面が表示されれば登録完了です。

■利用端末

・1つのシリアルコードで、パソコン1台とモバイル端末1台での利用が可能です。
・同種機器2台でのご利用はできません。

■推奨環境

パソコン:Chrome、Safari、Firefox、Microsoft Edgeの最新ver
モバイル端末:Chrome、Safariの最新ver

■検索方法

・書籍に掲載されている薬剤の腎機能別投与量を、一般名・商品名・薬効分類より個別に検索が可能です(検索に使用できる各名称は,書籍に準拠しています)。
・具体的な検索方法
▼一般名・商品名によるフリーワード検索
 入力欄に検索したい【一般名・商品名】を入力し、エンター(改行)で検索が可能です(スマホによっては入力後の「開く」などがエンター扱いとなります)。
例えば、入力欄に「塩酸」と入力しエンター(改行)で検索を行うと、【一般名・商品名】より「塩酸」と完全一致もしくは前後一致する情報(例:一般名が【ヒドロキシジン塩酸塩】、商品名が【クロルプロマジン塩酸塩錠】など)が結果として一覧に表示されることになります。
▼薬効分類よる検索
 薬効分類の選択欄より検索したい分類を選択した時点で検索が実行され、選択した分類で登録されている薬剤のデータが一覧として表示されます。

■利用期間

・次回の改訂版(第5版)発刊までご利用いただけます。

■お問い合わせ

・本WEBサイト内の「お問い合わせ」よりご連絡ください。

腎機能別薬剤投与量
一覧表の見方

本一覧は、医薬品添付文書、インタビューフォーム、並びに多数の学術論文から得られたデータに基づき、一般的な情報や平均値パラメーターを掲載していますので、必ずしも普遍的なガイドラインではありません。あくまでも参考データとして利用していただければ幸いです。

本表の作成にあたっては、記載不備のないように最大限の努力をしておりますが、正確性、完全性、適切性については、完全には保証できません。本書に記載された医薬品の使用法によって生じたいかなる問題についても、編集者、学会、および出版社はその責任を負いかねますのでご了承ください。実際に医薬品を使用する際には、必ず最新の添付文書やインタビューフォーム等をご確認いただき、ご自身の判断でご使用いただきますようお願い申し上げます。

■腎機能低下患者の投与法に関する留意事項

Jaffe法で測定された血清クレアチニン値に基づくCCr推算値は、結果的にGFRに近似します。このことから本一覧において、特に比較的過去に海外で臨床試験された薬剤では、体表面積未補正eGFR(mL/min)で腎機能を評価することは差し支えないと思われます(スペシャルポピュレーションを除く)。ただし、血清クレアチニン値の測定法(Jaffe法・酵素法)に限らず、腎機能低下時の投与法基準の根拠となる腎機能の評価法は残念ながら統一されていません。このため、詳細については各薬剤の治験時データや該当する論文をご参照いただき、個別に判断をお願いします。

一方で、原則的に筋肉量が極端に少ない患者に腎機能推算式を適用する場合は、CCrが過大評価される傾向が強くなるため、蓄尿による実測CCr×0.715によりGFRとして評価するか、シスタチンCによる体表面積未補正eGFRを算出して腎機能を評価することが推奨されます(スペシャルポピュレーションとして取り扱う)。また、固定用量の場合にはGFRまたはCCrの単位は基本として「mL/min」を用いますが、投与量が「mg/kg」や「mg/m2」のように体格用量の場合には「mL/min/1.73m2」を用います。なお、薬剤の減量法の計算に用いられるのは薬剤の全身クリアランスの低下度であり、それは腎機能だけでは決定されないため、腎機能低下により薬物動態がどのように変化するのかを各薬剤において理解することが重要です。

■一覧表の構成

1.原則として、薬効順に収載していますが、利便性を重視し、保険薬効とは異なる分類に収載した医薬品もあります。例えば、アマンタジン塩酸塩は抗パーキンソン病薬だけでなく、インフルエンザ治療薬としても収載されています。

2.複数の薬効を持つ全医薬品が、すべての薬効順に掲載されているとは限りません。検索には、「薬剤名索引」をご利用ください。一般名、商品名のどちらでも検索が可能です。

3.常用量(用法・用量)など医薬品添付文書に記載されている基本的事項については、編集時点の情報(2022年3月末現在)をもとに簡略化して作成しています。最新の情報や詳細については、必ず医薬品添付文書でご確認ください。

4.適応が複数あるが用法用量が同一の場合、適応の記載は省略しています。用法・用量が異なる場合は○数字を用いて適応ごとに記載しています。減量法に○数字が付されている場合は、常用量欄に記載のある○数字の適応に対応します。

5.剤形・規格・商品により適応や用法・用量が異なる場合は、該当する剤形・規格・商品名を[ ]でくくり記載しています(小児用の製剤を除く)。

6.本表では主に成人に対する適応・用法用量を掲載し、小児に関する情報は一部を除き省略しています。

■アイコンの見方

1.重要度:腎機能低下患者への投薬に対する注意度の高さにより、下記のように、◎、〇、△の印をつけています。
◎:腎機能低下患者に対して、厳重な注意が必要な薬物
〇:腎機能低下患者に対して、注意が必要な薬物
△:腎機能低下患者に対して、やや注意が必要な薬物

2.透析性:透析で除去されるか否かについて、臨床で必要なレベルの分類として、下記のように〇、×をつけて分類しています。
透析性○ :透析性の高い薬物
透析性× :透析で除去されにくい薬物

3.禁忌:添付文書において腎機能低下患者や透析患者などの腎臓病患者に対して投与禁忌と記載されている薬物に「禁」をつけています。

4.腎障害:複数の信頼性の高い薬剤性腎障害に関する総説で、薬剤性腎障害の原因薬物となるものには○をつけています。アレルギー性の腎障害は除いています。

5.TDM:TDM対象薬物についてはTDMをつけています。

■その他

腎機能低下患者の投与法は、医薬品添付文書やインタビューフォームの情報を基本にしています。その他の資料を参照した場合には、参考文献を記載しています。また、現時点で情報は限られているものの、本委員会として提案するものについては、エキスパートオピニオン(EO)として付記しています。なお、複数の情報を併記する場合、医薬品添付文書情報には(添)と表記しています。